片隅のコンテクストデザイナー #1 「快も不快も文脈しだい」

2019.05.22

深淵覗子
コンテクストデザインで、飲みこませたい事柄を食べやすく

コンテクストデザイナー / コピーライター

これは私の現在の肩書きです。

名も無きなんでも屋

構成を描くのが得意なディレクター

文脈寄りのインフォメーションアーキテクト

というような変遷を経て、5年ほど前からこの肩書きに収まっています。名前は後からついてきました。

ひとことで言うと、こちらが飲みこませたい情報を、食べやすく調理し、食べやすい順序でお出しするお仕事です。その具体化の段階で文言デザインが必要なため、コピーライターという肩書きも付随してきました。アウトプットは画面構成だったり、その前段階のコンセプトシートだったりします。

おそらく、一般的にはプランナーやディレクターが請け負っている分野ではないかと思います。弊社でもプランナーやディレクターが兼任する場合もありますが、コンテクスト〜文脈〜が重要なプロジェクトでは、彼らとは別に私がアサインされます。

コンテクストがきちんと検討されないと...

サイトを作る以上、こちら(送り手)には主張したいことや達成したい目的があります。
「この商品すごくいいから買って!」「このキャンペーンに参加して!」「うちの会社を好きになって!」などなど。 しかしだからと言って、それを言いたいように並べられても、ユーザーはついていけません。
唐突すぎて理解が追いつかなかったり、まだその気になっていないのにゴリ押しされた気分になったり・・ コース料理でいきなりメインから出されても、胃が驚くし、つまらないですよね?
まして生肉をそのまま出されても不快なだけです。

コンテクストデザインは情報の骨組みであり、味つけでもあります。
無理や誤解を生じさせず、知りたいタイミングで知りたいことを見せてあげて、押すべきところでそっと背中を押すことで、「ユーザーにとっては当たり前に心地よく、送り手にとっては目的を果たせるサイト」になります。
この設計は、ビジュアルデザイン段階でやろうとしても遅すぎるのです。

このブログでは、コンテクストデザインについてもう少し語っていこうと思います。

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