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この複雑な社会で今、ユーザーに刺さるビジュアルトレンドとは【#AdobeMAXJapan 2019レポート】

2019.12.16

がいと

Adobe MAX Japan 2019の中から、「2020年ビジュアルトレンド予測とAdobe Stock最新アップデート」セッションをレポートします。

こんにちは、ニューロマジック デザイナーのがいとです。

12月3日、Adobe主催のクリエーター向けカンファレンスAdobe MAX Japan 2019に参加しました。その中から、 「2020年ビジュアルトレンド予測とAdobe Stock最新アップデート」 セッションをレポートします。

(座った席の角度的に、かなりナナメな写真でのレポートをお許しください。)

どんなセッション?

  • 2019 ビジュアルトレンド
  • 2020 ビジュアルトレンド予測
  • 2020 デザイントレンド予測

の三部構成で、Adobe Stockの検索動向から現在のトレンドと、未来のトレンドを予測するもので、 ビジュアル表現を仕事にする人なら絶対面白い! 内容でした。

2019 ビジュアルトレンド

トレンド1 自然とのつながりと原点回帰

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現代人は1日中デジタルに囲まれ、デジタルに疲れ、自然のものを欲している。
自然、天然成分、精神性を感じるビジュアルトレンドは数年前から続いている、とのことでした。

トレンド2 クリエイティブの民主化

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現在はソーシャルがトレンドを決めている。
色で注目を集める手法がトレンド。

トレンド3 破壊的表現

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ユーザーはSNSで発進することに慣れ、クリエイティブ制作への自信を持ってきた。
見る人を選ぶコミュニケーション、「なんだこれ?」と答えがわからないビジュアルがトレンド。
ハイブランドの方向性と似ている。

トレンド4 Brand Stand

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・企業の透明性に対する高いニーズ
・持続可能性と社会的な存在意義
社会的な取り組みを表すビジュアルがトレンド。

2020年ビジュアルトレンド予測

予測1 All Ages Welcome

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昔に比べて今のシニア世代は格段に健康で、元気で、自立している。
魅力的なシニアのビジュアル。

予測2 Express Yourself

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喜び、ポジティブな表情だけだと疲れてしまう。
ネガティブな感情も含めていろいろあるのが自分らしさ。

予測3 Makeup is Not a Mask

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メイクは顔を隠すものから、自分らしさを表現するものに。

予測4 From Me to We

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全米各地の若者が銃規制を呼びかけた運動などを例に、社会的な運動のビジュアル。

2020 デザイントレンド予測

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  • Hand Made Humanism
  • Art Deco Updates
  • Semi-Surreal
  • Modern Goth

「2020年ビジュアルトレンド予測とAdobe Stock最新アップデート」に参加して感じたこと

ステレオタイプを疑おう!

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「従来エコの表現はギミックを用いた表現だったが、今はデータの可視化、インフォグラフィックス、データビジュアライゼーションが伝わる。」 というお話が印象的でした。

エコのメタファーは「芽🌱」、おばあちゃんは「白髪おだんご👵🏻」、お化粧は「素顔を隠すもの💄」……
そのようなステレオタイプな表現は、今の時代感覚とは乖離してきています。(アイコン的表現として必要な場面もまだまだあると思います)
デザイナーとして今まで散々、芽🌱に頼ってきた気もしますが…(笑)

思考停止せずに 「今」の感覚に合ってるか? 常に問いかけていきたいと思いました。

終わりに

すぐ案件に取り入れられそうなアイデアから、ブランディングデザインのヒントもあり、数々の力強いビジュアルは圧巻でした。デザイナー、アートディレクター、フォトグラファー、ビジュアル表現に関わるすべての人に、是非おすすめしたいセッションでした。
※2019/12/16現在、公式アーカイブで本セッションは公開されていないようなので、来年も実施されるなら生での観覧をおすすめします!