
プロの技を目の当たり!Frescoすごすぎ!!【#AdobeMAXJapan 2019レポート】
2019.12.16

デザイナーのクメです。
12月3日、パシフィコ横浜で開催されたAdobe MAX Japan 2019に参加してきました。
数あるセッションの中から、「究極のデジタルスケッチツールAdobe Frescoが実現する、驚きの表現力と描画力」についてのレポートをお届けします。
話題の描画アプリ、Fresco
まずはアドビ社のプロダクトマネージャー石岡さんからAdobe Frescoについてのご紹介がありました。
・先月米国ではWindows版もリリース!
・また9月のアプリダウンロード数ナンバー1を記録を記録!
・Adobe Frescoに関するツイートが全世界で66000件以上(その中の約半分は日本からなんですって!)
ということで、今もっとも注目を浴びているデジタルペインティングアプリなんですね!

そしてこの後はいよいよ本セッションのメインである、画家の田中ラオウ氏、イラストレーターの和遥キナ氏によるライブドローイングの始まり始まり〜
まずは、田中ラオウ氏登場!
長髪にヒゲ、一見ロックミュージシャンのような雰囲気の方ですが・・話し始めると落ち着いてて穏やかそうな方です!

田中氏、普段はカリカチュアや動物の絵を描いているとのことですが、
今回は蜂の絵をライブドローイングで実演してくれました。
氏のお気に入りのブラシはインクスプレッド。ささーっと大胆に塗りを入れた後に消しゴムツールで消して輪郭を出していくというテクニックを披露してくれました。
白と黒のコントラストがくっきりしている部分とふわっと霞んでいる部分があり、
光、空気感といったものを感じます。まさに神業・・!

続いて、和遥キナ氏登場!
自己紹介から始まって、学生時代の美術部との出会い、思い出などもお話しつつ
自身のイラストに対する思いを熱く語っておられました。(ずーーっとしゃべりながら描き続けている姿にもちょっとびっくりしました!)

水彩の滲み、レイヤーを乾かす機能などを紹介しながら、女の子を可愛く描くコツを教えてくれました。短時間(15分くらい)でしたが信じられない程クオリティの高いイラストが完成しました!
和遥氏はワコムのタブレット、モバイルスタジオProを使用しているそうです。またペンもアップルペンシルではなく、ワコムのプロペンを使用しているとのこと。また、Adobe Frescoの開発においても直接現場に要望を伝えたりしたそうです。

ワコム製品の紹介
最後にデジタルペイントの元祖、そしてAdobe社の長年のパートナーでもあるワコム社の製品の紹介がありました。モバイルスタジオProはwindous10搭載のタブレットでAdobe Frescoに対応。プロのイラストレーターでも使用している人が多いのだとか。
Frescoを利用できるデバイスの選択肢が色々あるのはいいですね!

感想
セッションが終了して自分もさっそく何か描きたくなってきました!デジタルでここまでできるんだ!という驚きと何より手軽さがいいですよね。今までPhotoshop一筋だった私もFrescoで表現のを広げていきたいです!